今年最後に読んだ自己啓発本。
今まで何で読まなかったんだ!!と後悔するレベルの良書です。
私は41歳。五体満足で、妻・息子・娘もそれなりに元気。
生きていくのに最低限の収入は得られている。
十分に恵まれているのは分かっているつもりですが・・・
20代・30代前半に抱いていた“夢・理想”を思い返すと、“現実“のギャップに胸が苦しくなる時があります。
キャリアや能力の限界、家庭との両立による時間の制約、体力や将来への不安。
今が残りの人生で一番若い。
「このままでいいのか?」という問いが、ふと顔を出します。
『夢をかなえるゾウ』は、そんな自分に刺さりまくる本でした。
若い頃に読むのと、焦燥感にさいなまれる今に読むのでは、感じ方が大きく変わるなと思います。
■ガネーシャの教えは“根性論”ではなく“習慣”の話
この本では神様兼同居人のガネーシャが、主人公に1つずつ課題を与えていきます。
課題自体はそこまで難しくなく、主人公とのやり取りは笑えますが、内容は人生の本質を突いています。
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靴をそろえる
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会った人を笑わせる
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トイレ掃除をする
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毎日、誰かを褒める
上記は一部です。どれも一度だけでは意味が無く、習慣にして始めて意味がある課題。
40代になると、一時的な努力よりも「習慣にした継続力」の方が、結果を大きく左右すると実感している人も多いのではないでしょうか。
■40代で読む価値:積み上げてきたものがあるから刺さる
20〜30代では「夢を叶える方法の本」として読むかもしれませんが、40代で読むと視点が変わります。
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若いころ描いた夢と、今の現実とのギャップを認める。
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仕事、家庭、健康など、優先順位の変化を受け入れながら、昔の夢を新しい夢に設定し直す。
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叶えるためには小さな行動を習慣化する必要があると確認する。
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できない理由を考える前に、できるレベルに落とし込んで習慣化する。
特に“素直に行動すること”の大切さが、年齢を重ねるほど重みを増して感じられます。
■「もう一度、動き出す勇気」をくれる
40代は“夢を諦める年代ではない”と思い直しました。
ガネーシャの言葉は、非現実的な励ましでも精神論でもなく、「今の生活の中で、今日から変えられる習慣」を1つずつ差し出してくれます。
読後に残るのは、「まずひとつやってみるか」という妙な前向きさ。
しかもその前向きさは、40代の今だからこそ行動できる・行動することに意味があると、実感できるものだと感じます。
■まとめ
『夢をかなえるゾウ』は、笑える自己啓発小説というだけではありません。
40代のリアルな悩み「キャリア、家庭、将来など」に寄り添いながら、“今日からできる小さな行動”へ背中をそっと押してくれる本です。
「また夢を見て頑張りたい」
「もう一回、自分を立て直したい」
「頑張りたいけど、何から始めればいいか分からない」
そんな気持ちがあるなら、今読む価値はとても大きい一冊です。
