「なぜ、30代の延長だと失敗するのか?」
「定年退職をした人の後悔は、40代に集中している」
① 本書の要点
40代は仕事で役職や責任がアップ。
加えて上下の世代・左右の多職種に挟まれ、息苦しさを感じる時もありますよね。
上だけ見ていれば良かった若手時代とは、仕事内容や視点が大きく変わります。
親の介護・子どもの進路など、未経験の選択や判断を迫られることもあるでしょう。
若さで押し切ることは、もう出来ません。上や周囲に甘えて逃げることも難しい。
20代、30代が「経験する」時代とした場合、40代は「何をやめるか・何に集中するか」を見極める時代になります。
この本には、40代の10年を過ごす際の指針が書かれていました。
紹介されている50のリストから、気になったものをいくつか紹介させて頂きます。
② 本書から得られた指針
① 20%はオフェンスの意識を持つ
攻めを意識していないと、チャンスが来てもチャレンジが出来なくなる。
守るものが多い40代。油断すると100%守りに入ってしまう。
20%だけで良いので、攻めの意識を持つ。
② 意思決定は15分以内で。二元論で考えない。
仕事の評価はスピードの面が大きい。マイペースは評価が下がる。
白、黒だけではない。グレーの選択肢もあることを意識。
③ 相対的な自信を持つ
10のうち8負けていても、残りの2で勝つ。
その2つを尖らせて自分の勝てる土俵を作る。
④ 仕事を追いかける
40代はラストチャンス。何をやる?何をやめる?
どこまで目指すか、具体的に未来設計をする。
仕事に追われるのではなく、仕事を追いかける。
⑤ 自分のしてきたことを振り返る
「やるべきこと」だけではなく「やってきたこと」を書き出す。
出来なかったことはたくさんあるが、出来たこともたくさんあるはず。
自分の価値を確認する。自分自身へのフィードバック。
⑥ マネジメントを勉強する
業務は出来て当たり前。仕事のマネジメントは出来て当たり前。
求められるのは「部下のモチベーションのマネジメント」。
⑦ 休日を有効に使う
ダラダラ過ごさない!
午前・午後・夜の3分割にして予定を決める。
時間が出来たらやることリストを作っておく。
時間が出来てから「何をしようかな」は遅い。
せっかくの休みが潰れてしまう。
⑧ 細かい時間の使い方を考える
1時間は使えなくても、10分の隙間時間は作れる。
その10分で出来る仕事、作業、趣味を持つ。
⑨ 交渉力を高める
落としどころの設定。自分だけではなく、相手の勝利条件も把握する。
その為に相手への関心を高める。10対0の勝利は、時として負けになる。
⑩ 仕事以外の場所を作る
自分の世界を広げる。副業で月5~7万円稼ぐ。
3年でものにならなければ他を試す。
40代のうちに仕事以外の世界と繋がっておく。50代からではハードルが上がる。
始めるのが大変であれば、人の趣味をきっかけにするのも手。
⑪ 今日1日の成功を目指す
10年後、20年後を見据えて動くだけの毎日 → 今を生きていない。
1日というスパンで考える。この1日を幸せにするためのゴールは何か。
⑫ 本を読む
読むだけでは意味が無い。絶対に活かす。読書は最大の自分磨き。
③ 中間管理職としての感想
現在の自分は中間管理職。
自分の仕事は出来て当たり前。
それ以上のことが求められているのを感じます。
今の自分の延長線で50歳を迎えるのが怖い。
5年前の自分がしていたことが評価され、今の自分が社会に必要とされる。
特に思うのは「仕事を追いかける」姿勢。
誰も見ていないが、利益に繋がる仕事。業務が改善される仕事。
それを見つけることが、今の自分に求められているのではないか。
恐怖の方が強く暗中模索の毎日ですが、このリストを参考にしながら少しでも前進していきたいですね。
