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41歳医療ソーシャルワーカーです。仕事に関わる情報を皆さんと勉強できれば!

在宅療養あんしん病院登録システムとは?


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「在宅療養あんしん病院 登録システム」

京都独自のシステムだそうです。

先日初めて患者さんに聞かれましたが、ばしっと答えることが出来ませんでした・・・

存在自体は認識していたのですが、長年誰にも聞かれることが無かったので油断していましたね(汗)

今日は、自分なりに輪郭が分かるまで調べてみたいと思います。

知ったかぶりは今日でおさらばだ!!

 

① 目的

「在宅療養中の高齢者が体調を崩した際、事前に登録した病院でスムーズに受診・短期入院できるように」だそうです。

 

「長期の在宅生活」が念頭にあることが分かります。

国は高齢者に、出来るだけ施設へ入所せず、自宅で生活して欲しいと思っています。

理由は簡単。お金です。社会保険料。国からの支出を減らすため。

介護保険施設老健、特養、介護医療院)へ入所するよりも、在宅で介護保険サービスを利用して貰う方が、国が負担する金額は少なくなります。

病状の悪化・身体機能低下を早期に防ぐことが出来れば、在宅で生活出来る期間は長くなります。

その兆候が出たとき、対応に迷って時間を使えば悪化するリスクが生じる。

「事前に受診する病院や対応を決めておき、素早く対応しましょう」ということです。

 

② 対象者

京都府在住の65歳以上の高齢者

・訪問診療もしくは、かかりつけ医に定期的に受診をしている

病院通いが続いており、今後も半永久的に通院or訪問診療が必要な人が対象です。

普段元気で、何かあったときぐらいしか病院へ行かない人はお帰りください。

(@^^)/~~~

 

③ 利用方法

  1. 患者・かかりつけ医が事前登録を行う。申請書に入院希望先を記載(最大3病院まで)。登録できる病院は一覧から選択。どこの病院でも選べる訳では無い
  2. 体調を崩した・在宅での対応が困難になった時、かかりつけ医がまずは診察。

  3. かかりつけ医が「病院で診療を受ける必要あり」と判断したら、登録した病院へ連絡。病院側で診察し、入院の要否を判断する。入院の必要性が無ければ、かかりつけ医へその旨を連絡。必要であれば入院とする。

  4. 在宅チーム(ケアマネジャー・訪問看護等)、かかりつけ医、病院が連携して、早期退院・在宅復帰の準備を行う。

※ 対象外になるケース

  • 急性心筋梗塞脳卒中、骨折など「緊急性の高い病気・ケガ」 

  • 長期療養を目的とした入院(=慢性的・長期的な入院治療)も対象外

あくまで「一時的な体調不良」が対象

急ぎで手術等が必要なケースや、介護目的での入院を依頼する場合は、このシステムからは外れる。

「登録している病院に~」とか言っている場合では無いですよね。
早く救急車呼びなさい!!

 

④ 医療ソーシャルワーカーの目線での注意点

  • 対象外になるケースを頭に入れておく。
    「登録しているから!」で押し切られた場合、対応が出来るように。
  • 入院後、退院調整の流れを早期に組む。
    退院時期・調整が必要なサービスなど、関係者との連絡を早期に行う。
    退院のタイミングを逃すと、入院が長期化する可能性が高い。
    入院して3日以内には、今後のスケジュールを組みたい。
    長期入院にさせない努力が病院も必要。

ある程度分かった気がします。

自宅で生活したい人が、持ち直せるレベルで体調等が崩れた時。

致命傷になる前に病院で治療し、早期に自宅へ帰ってもらう。

その体制をあらかじめ作って、いつでも対応できるようにしておこう。

という感じですね。

 

住み慣れた自宅が1番ですよ。

帰りたいけど、どうしても帰れなくなる日はいつか来る。

その日が少しでも遅くなるよう、医療ソーシャルワーカーは全力で支援します!!